『ライバル』


「ねぇ・・・知世ちゃん!」
さくらが知世を呼んだ。
「・・・・・」
でも知世は反応しなかった。
よ〜く見ると知世はさくらの1番の人、「小狼」を見ている。
しかも小狼を見て赤くなっているでわないかぁ〜!!
(知世ちゃん・・・小狼君の事好きなんだっ!)
          †


その日はさくら一人で帰った。
(知世ちゃんが小狼君の事好きだったら私・・どうなるんだろっ)
さくらは目に光るものが流れるのをこらえながら家へむかった。
          †


次の日


「あのっさくらちゃん。」
知世がさくらに声をかけてきた。にっこり笑いながら。
さくらは少し考えた。
(あっ、今が聞くチャンスかも・・・ようし!)
さくらはそう決心し、知世に声かけた。
「あ・・知世ちゃん・・。ちょっと屋上へ来てくれる?」
さくらはそう言い、屋上へ連れていった。
―――この後なにが起こる分からないまま―――



                    ―つづく―

感想はこちらまで by占い君